細馬 宏通(ほそま・ひろみち)
1960年兵庫県生まれ。滋賀県立大学人間文化学部教授。京都大学理学部卒。京都大学大学院理学研究科博士課程修了(動物学)。介護施設、祭礼、演劇、ゲームなどさまざまな場面での会話と身体動作の関係について研究。また、音楽、アニメーション、絵はがきをはじめ19世紀以来の視聴覚文化にも関心を寄せている。著書に『うたのしくみ』(ぴあ)、『ミッキーはなぜ口笛を吹くのか』(新潮選書)、『今日の「あまちゃん」から』(河出書房新社)、『絵はがきの時代』『浅草十二階(改訂新版)』(青土社)、『絵はがきのなかの彦根』(サンライズ出版)など。
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萩原 朔美(はぎわら・さくみ)
1946年東京生まれ。映像作家。エッセイスト。67年寺山修司主宰の演劇実験室・天井桟敷で役者、演出家として在籍。渋谷にあった天井桟敷館の柿落とし公演を演出。80年に渋谷パルコが発行した月刊『ビックリハウス』を編集。さまざまなイベントを企画した。現在多摩美術大学教授。著書に『定点観測』(パルコ出版)、『思い出の中の寺山修司』(筑摩書房)、『死んだら何を書いてもいいわ』(新潮社)、『劇的人生こそ真実』(新潮社)、『時間を生け捕る』(フィルムア―ト社)。他多数。母は小説家萩原葉子。祖父は詩人萩原朔太郎。
藤幡 正樹(ふじはた・まさき)
1956年東京生まれ。メディアアーティスト、東京藝術大学大学院映像研究科教授。1996年、《Global Interior Project #2》がアルスエレクトロニカのインタラクティヴアート部門においてゴールデンニカ賞を受賞。1997年にインタラクティヴな書物をテーマにした 《Beyond Pages》がZKMのパーマネントコレクションとなる。2009年の《Simultaneous Echoes》で芸術選奨を受賞。著書に『アートとコンピュータ』(慶應義塾大学出版会、1999)、『不完全な現実』(NTT出版、2009)など。
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